独断と偏見による温泉ランキング〜トップ5〜
これまで様々なところで温泉に入って来ましたが、さて、どこが好きなんだろう?と思い、独断と偏見でトップ5をランク付けしてみることにします!
まずは、第5位から!!!
第5位
中山平温泉・しんとろの湯(宮城県)
440円
訪問:2014年1月
泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 低張性アルカリ性高温泉
ここは何が凄いかというと、泉質!「含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 低張性アルカリ性高温泉」で「美肌の湯」と言われるもの。無色透明なお湯ですが、特徴はph9.4でアルカリ度が高く、本当にヌルッヌル。これまで入って来た温泉の中で一番ヌルヌルしておりましたよ^^
源泉温度が高いですが、外で冷ましてから湯船に注がれているので源泉かけながし。露天がないのが惜しいですが、お湯を楽しめる温泉です!
⭐︎鳴子峡の撮影スポットの近くなので、風光明媚な鳴子峡を撮影に訪れる際にはぜひ寄りたい温泉!
第4位
雌阿寒・野中温泉(北海道)
350円
訪問:2019年5月
泉質:含硫黄―カルシウム・マグネシウム・ナトリウム―硫酸塩・塩化物温泉
五色沼で有名なオンネトーの近くに立つ秘境感たっぷりの野中温泉。ここは色々凄いです!
まず、泉質がすごい!「含硫黄―カルシウム・マグネシウム・ナトリウム―硫酸塩・塩化物温泉」ということで、硫黄泉。今まで入って来た中でも、硫黄の含有量が多く、湯の花がぷかぷか浮かんでいます。無色透明ですが、湯の花が浮いていて白濁しているように見えます。あとで調べたところ、同じ温泉地の隣の旅館では硫化水素ガスによる死亡事故があったそう(こわっ)。度を超えた長湯はしないほうが良さそうですね。
次は雰囲気がすごい!内湯は木造板張りの雰囲気のある小屋。ガスが蔓延しないように窓が開いていて寒い(事故になるから!本当に!開けないと!)ですが、雰囲気は最高です!露天風呂もめっちゃ広い訳ではないですが開放的でもちろん湯の花がぷかぷか。
⭐︎オンネトーのほとりなのでオンネトーを撮影した際には立ち寄りたい。温泉の近くには水芭蕉の群生地があった気がします。阿寒湖に来た際には、少し足を伸ばしてこちらに来たいものです。
第3位
訪問:いつも
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉・含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉
私の大好きな奥会津の温泉。湯船のみのシンプルな共同浴場。混浴。
地元の方とご一緒すると楽しい時間が過ごせます。これぞ、温泉!という感じです。
泉質も3位にランクインするだけのものがあります!なんと、2つの源泉が入っているのです!一つは川向かいの玉梨温泉から引いている「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉」鉄泉で匂いも舐めてもしっかりと「鉄」です!そして、もう一つの源泉が「含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉」、通称「サイダーの湯」。天然炭酸泉です!この2つの「ブレンド湯」が楽しめます!前者は温度が高め。後者は源泉温度が低いためブレンドするといい感じになるのです。ただ、夏場は暑いため、後者だけになるとのこと。そうすると、炭酸泉を楽しめるお湯になるということです。季節を変えて来たいですね。
⭐︎只見線会津川口駅から車で15~20分ほど。只見線の撮影の帰りにどうぞ。川口駅前の名物食堂「おふくろ」で「カツカレーミックスラーメン」を食べた後に車を走らせてみては。混浴だと、、、という方は、川向かいに「玉梨温泉・せせらぎ荘」(500円)があり、リリューアルしたばっかりの清潔な施設ですのでそちらをぜひ。
第2位
長湯温泉・ラムネの湯(大分県)
500円
訪問:2018年8月、2019年9月
泉質:炭酸泉
名前の通り「ラムネ」を楽しめる温泉!ここはユニークな泉質が楽しめます。全国に天然炭酸泉は数あれど(3位の八町も天然炭酸泉!)、ここは泡の量が違います!!!もう、5分も湯船に浸かっているとびっしりの泡に包まれます!これは、感動ものです。源泉温度は32度と低いため炭酸の含有量が多いとのこと。えっ!32度じゃ体があったまんないじゃん!と思ったあなた。これが不思議と不思議。芯からあったまるんですね。炭酸ってすげー。露天です。ただ、行ったのは夏休みなので※※※冬は知りません※※※!
近くに、無料の野天風呂「ガニ湯」があります。道や旅館から丸見えですが、勇気のある方は是非こちらも入ってみてください!(僕はちゃんと入りましたよ!)
⭐︎少し距離はありますが、阿蘇くじゅう国立公園にアクセスできるので大自然を感じに行くのがオススメです。
第1位
八ヶ岳・本沢温泉(長野県)
600円
訪問:2018年8月
泉質:含硫黄‐カルシウム・マグネシウム‐硫酸塩温泉 [硫化水素型]
名誉ある?!第一位に輝いたのは 八ヶ岳は硫黄岳の麓に湧き出る本沢温泉。なぜここが一位なのかというと、まさに秘湯だからです!なんと、2150mの山の中に湧き出る温泉なのです!!!そして、この温泉の標高は日本一だそうです!2000m越えの温泉。なんともロマンがあります。そして、ここにたどり着くには往復3時間の本格登山をしないといけないのです!到達が容易ではないことと、山の中に沸くダイナミックな野天風呂のスケール感が一位の理由です。
泉質も素晴らしいです。「含硫黄‐カルシウム・マグネシウム‐硫酸塩温泉 [硫化水素型]」で白濁したお湯。ここまで紹介して来たような個性のドギツイ泉質ではありませんが、白いお湯が柔らかく体を包んでくれます。訪問時はこの温泉に入るのが目的。1月に近くの天狗岳に登って来ましたが、硫黄岳に登った後に入ったら格別なお湯になることは間違い無いでしょう。
また、この温泉を管理している本沢温泉の「苔桃の湯」(内湯)は泉質が全く異なり、「ナトリウム・カルシウム‐硫酸塩・炭酸水素塩泉温泉」で鉄成分の多い褐色に濁ったお湯。こちらの方が泉質的には好みでした。山小屋の温泉なので木造の浴室で雰囲気も抜群。え、じゃあ、こっちのお湯を野天でひいてくれればいいのにっ!と思ったあなた。実は、野天風呂の方は源泉が足元から湧き出てくる珍しいタイプの温泉。有名なところだと、青森の蔦温泉や群馬の尻焼温泉などが思いつきますね。地球の温もりがダイレクトに伝わって来ます!温泉としての価値が非常に高いので本沢温泉が第一位です!!!
⭐︎本当に山の中です。硫黄岳や天狗岳にアタックする拠点にもなっています。帰り道、夜は電波望遠鏡のある野辺山で星を見るのもいいですね。
これからもいろんな温泉に入っていきたいと思います!
このランキングが変わるくらいのいいお湯に出会いたいです!
温泉に気兼ねなく入れる日常に戻ることを願っています。
では〜