ふぉとde日記

思いついたことを撮ってきた写真とともに綴ります。できれば毎日シャッターを切りたいところですがマイペースにやっていきます。風景写真を中心に鉄道・風景・スナップ・Jリーグなど。たまに時事的な話題も。

何をどう撮るか〜新天地での2ヶ月〜

お久しぶりです。

ここ数ヶ月アウトプットばかりしてきて、ちょっと立ち止まって自分を見つめ直してみようか、と思う日々です。

その反面、4月に北海道に引っ越してきて、これまで馴染んでいた風土や景観とは違うものが目に飛び込んできます。仕事を覚えるのはもちろん、その上でこの土地を理解するために大地を感じたい思いも大きいです。

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北海道を象徴するような丘の風景

文章とは面白いもので、こう、書き出してみると少し頭の中が整理されていく気がします。とはいえ、整理しきれていないので、ここから先よくわからないこと言うかもしれないですがご了承ください。。。

 

 

ここ最近は、撮影地がわからないようなイメージを写してきました。
光の形、自然の形の美しさ、木々の儚さ、地球の鼓動、、、 

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おそらく、このスタイルはこれからも変わらないでしょう。「あそこだ」と言われるよりも、見てくれたひとがその人自身の経験から「なんかいいな」だったり心の琴線に触れることができればこの上ない喜びです。

そのためには、自分がテーマをしっかり持つ必要があります。テーマがしっかりしていないと受け手が何を言いたいのか感じ取ってくれません。このテーマが自分では弱いと感じます。

確かに、自然は大好きです。火山(ジオ)が好き、渓谷が好き、水の流れが好き、星が好き、月光も好き、、、
好きなものを追ってるだけではどうもバラバラになってしまって。

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地球の力強さ

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波の力

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キラキラと光る宝石のよう

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横たわる我らが天の川銀河

そこをいかにぎゅっと一本に繋げていくか。テーマを絞っていくか。そして新天地である北海道というフィールドでどのように紡いでいくのか。

北海道にはこれまで本州にたくさんあったような箱庭のような里山もあまりなく、コンパクトで気軽に入れる渓谷も少ないです。落葉広葉樹も道南の一部地域を除いてブナが欠如しています。実は、この3つはよく本州で撮影していたモチーフで。ちょっとしたカルチャーショックを受けています。運転していてもダラダラと続く大地のメリハリのなさに自分のアンテナが反応しないような感覚です(笑)。ただ、まだ、2ヶ月しか経っていません。知らない魅力がたくさんあるに違いありません。それが楽しみです。

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大好きな昭和村の一コマ

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小さいながら迫力満点の渓谷

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スケール感を写真で崩して

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ブナは好きな木

引っ越してきてから少ない時間ですが北海道にカメラを向けてきました。
大きな風景、絶景を表現したいとは思わないので一般的な北海道のイメージからはかけ離れているものばかりですね。

そして、こっちに来てから、いわゆる絶景はほぼ撮っていない代わりに、光と木々が見せる様々な表情により敏感になったような気がします。「気」が。
絶景を見せて「綺麗!」となるよりも自分の感覚で歩いた森や大地を見てもらうことで受け手が再体験するのではなく新たな体験として受け取ってもらう。そんなことを目指したいわけです。いつも思っていることなのですが、いわゆるオーソドックスな観光パンフレットって一年に何度起こるかわからないような絶景をバーンと見せて人集めをするじゃないですか。それってなんか違うって思っちゃうんです。100人いれば100通りの感じ方があるわけで、もっと根本的な部分をPRしていくべきなんじゃないかと。自分の撮り方もこの感覚に少し似ているかもしれません。

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山や水や光そのもの、木々とった被写体の言葉で表せるような表層の概念に捉われない絵を意識しているつもりではいます。あくまで意識しているだけに留まっていますが。。。

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ここからどう変わっていけばいいのか。土地を理解したら、自分の中の感覚と自然をシンクロさせていく、自分の中の美意識、問題意識をフィールドに見出していく。土地を理解するのと同時に自分の中身もアップデートするように。仕事も含めた写真以外の色々な時間も大切にしてインプットを増やしていかなくては。

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森と北海道とわかり合いたい

これから「休日」が休まる気配を知りません。そんな社会人生活のスタートです。 

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天体撮影とは 

お久しぶりです^^
卒論でろくに紅葉の遠征に出れずに悶々としております。
大学関係者の皆様、秋は秋休みもなくてなかなか遠征もままならない学生を卒論でまたも苦しめるのは酷ですよ?提出期限を1月にしてくれれば時間のある4年生が心置きなく紅葉追っかけられるのでぜひ、検討してくださいね???(笑)

まあ、冗談はさておき今日は本業?の風景写真の話ではなく天体撮影の話題をしてみようと思います。

f:id:camerakuma:20201119125656j:imageオリオン座にある馬頭星雲。大好きな天体です。

小学生の頃、長野県佐久平の臼田スタードームや県立ぐんま天文台などの観望会などで星を見て以来、夜空に惹かれ中高では地学部に入りました。私立の中高一貫でしたが、学校にプラネタリウムがあってそれにつられるように受験した記憶があります。それにしても学校にプラネタリウムがあるのはすごく珍しいですよね!文化祭で後藤光学の機械式プラネタリウムを操作したのもいい思い出です。今は校舎建て替えでステラドームによるデジタルプラネタリウムになっています。

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懐かしの光学式 後藤光学のビーナス

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現在はアストロアーツ社のステラドーム

ペルセウス座流星群も小学校時代からほぼ毎年どこかに見に行っている気がします。以前フォトコンで上位の賞をもらった時もペルセウス座流星群を写したものでした。痕や色のある流星が多いのが特徴で一番好きな流星群です。ただ、人間、慣れとは恐ろしいもので3等星以下の「大したことない」流れ星はいくら流れても反応しなくなりました。群流星か散流星か気にする程度です。大学に入ってから合宿か何かで普段星を見ない人と星を見上げることがあると、どんなに小さな流星でも大きな声をあげて興奮する姿を見ると、いいなぁ、なんて思ってしまいます。

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ペルセウス座流星群


基本的に宇宙と地球の関係を撮りたい気持ちが強いので星景写真ばかり撮影してきました。ただ、星景はどうしても動きのある写真にならなかったり、マンネリ化してしまう気がして月の景色を積極的に撮ることが増えていました。とはいうものの、星景も撮りたいイメージがありますし、月の景色も露出をコントロールした昼間の写真との差別化など表現する上で次なる課題が出てきてそれを楽しみながら?撮影しています。

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ふたご座流星群

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月夜の滝壺


ということで天体撮影には興味がなかったわけですが、今年のコロナウイルスによるオンライン授業化や人と会うことなく楽しめる趣味として自分が勝手に注目し、友達2人が始めていたのを機に好きな世界だったので足を踏み入れることにしました。ちょうど、定額給付金や確定申告による国税還付金など資金面でも目処が立ったこともありました。

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子持ち銀河(M51)

さて、沼よりも深いブラックホールのような世界に足を踏み入れてしまったわけですが、天体撮影はあくまでメインの趣味ではなく、メインは風景撮影なので(まあ、宇宙こそ究極の風景なのでゆくゆくは宇宙のイメージを普段の撮影に結びつけたいというよくわからない謎の下心があったので始めたんですがw)(分子雲とか炙り出したいんですが、そこまでできておりません)(作品によっては組写真に組み込めるんじゃ?と思ってるんですがまだ答えが出ておりません)(ここまで書いたらほぼ風景撮影と同じじゃん!というツッコミは置いておいて、、、)できるだけリーズナブルに済ませたいわけです。そこで、以下のような構成にしてみました。
赤道儀:Skywatcher EQ5GOTO(新品)
・筒:Skywatcher BKP150(知人より)

   コマコレクター(知人より)
・カメラ:7D改造(ヤフオク
・オートガイド関係:ZWO ASI20MM mini(新品)
                         Astrostreet 32mmF4ガイドスコープ (新品)
・PC:Macbookpro 13インチ(所有)
・自動導入:Stellarium(フリーソフト
・カメラ制御:EOSUtility(キヤノンカメラ付属ソフト)
・オートガイド制御:PHD2(フリーソフト

・電源:Amazonで1万くらいのもの
・レーザーコリメーター:Amazonで4000円くらいのもの
合計で20万くらいで収まりました!小型赤道儀で言えばセレストロンのAV-Xの方がいいそうですが、こちらは購入当時は国内販売されておらず、最近ビクセンからの取り扱いが開始されましたが値段が上がっており微妙な印象です。お金かけたくない、かつ、望遠鏡を載せるならEQ5が妥当な選択肢なんだと思います。あと、次はDC-ACコンバーターを買おうと思います。車中泊でも使えますし2千円代で売っているので。重量的に非常に余裕のない構成ですが、まあ、いいでしょう。他、カメラレンズでも撮影しますし。カメラを赤道儀に乗せる場合は赤道儀に付属していたプレートを使っています。家に鉄ちゃん時代の名残、SLIKのマルチプレートがあるので市販のネジでマルチプレートを赤道儀に付属していたプレートにつけて使っています。アリガタプレートを買わないでなんとかしている感じです。

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撮影風景

気になるEQ5の追尾性能ですが、そこそこだと思います。感覚的にノータッチで換算1200ミリが90秒なら止まるかな、という感じです。PHD2でオートガイドすることで5分くらいなら止ります。積載荷重が9.1kgなのによく6kgの望遠鏡を回してくれていると思います。本当はBKP130くらいがちょうどいいんだと思うのですが、650mmF5買うならタムロンの150-600でも買い戻した方が昼間使えていいよなって思ったりするのでとりあえず現状のまま楽しみたいと思います。

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ノータッチ95秒 切り出し

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オートガイド 300秒 切り出し

所有しているノートパソコンがMacだったのでソフトに制限が多く、最初は大変でしたが、何とかソフトを分けることで対応しています。winユーザーだったら潔くステラショットを買ってるかもしれないですが(笑)Stellariumは自動導入できるソフトとして利用していますが、普通にプラネタソフトとしても楽しめますし、星景を撮影する際にもどの時間に行けば天の川がどんな風に撮れるかなど分かりやすいのでおすすめです。

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Stellarium画面 ビジュアルも綺麗

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撮影範囲も出るので構図決めるのに重宝しています

こんな感じで始めたわけですが、作品にならない、やーめた、とならずに楽しく撮影できています。その理由は、自分の手で宇宙を探索している感覚が充実感を与えてくれていることだと思うんです。多くの人が小学校の時に天文台や夏休みに学校の屋上で行われた観測会などで惑星を見たことがあると思います。木星に4つのガリレオ衛星が、土星カッシーニの輪がちゃんとあることを自分の目で見る体験は心躍るものであったのではないでしょうか。図鑑と同じ、と言って終えばそこまでですが、望遠鏡を覗くという行為を通して宇宙とつながりを持てる実感を感じたのではないでしょうか。まさに、自分が楽しく天体撮影をしているのはこれと全く同じで、自分の手で望遠鏡を設置して自分のカメラで目の前に広がる夜空を切り取り、そこにある星雲や銀河を愛でることがどことなく楽しいわけです。自己満足の世界ですし、撮影中はPCに任せっきりなのでバーナーでカップ麺でも食べながら星たちを眺める癒しの時間になるのです。しかも、空の暗い所で撮影するので朝はすぐに風景写真家に様変わりできますw関東の天体撮影スポットとして有名な戦場ヶ原なんて、撮影中に仮眠でもすれば日の出からバッチリ撮影なんていうのもできちゃうわけです。

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木星ガリレオ衛星

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天の川銀河の中心部

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シャボン玉星雲(NGC7635)

まさに「大人の趣味」って感じで同年代の人と撮影地でお会いすることは今までありません。お金かかるのでしょうがないですが、高校生はともかく大学生ならもうちょっとやってる人がいてもいい気がするんですが。。。インターネットや電子機器が発達してバーチャル体験だったりするものが増えてきている世の中、自分も若いはずなんですがそういうのに良さを見出せない価値観の人間です。だからこそ、お金をかけて天体を撮る、ということに楽しさを見出してしまうんでしょうか。でも、そこにある「本物に接したい」という心はいつの時代になっても大事だと思うんです。星も自然と考えるならば、人間とは別の軸で動いている世界を除きに行くのって深い原生林に足を踏み入れるのと同じでワクワクドキドキしませんか。そんな感覚を大事にしていきたいなと思う今日この頃です。

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肉眼でも観測できるオリオン大星雲(M42

 

風景と向き合うこと

ご無沙汰しております。
いろいろひと段落しまして、行動再開と行きたいところですが、コロナは収まる気配がないですね。時間のある最後の大学生活。なのに、やりたいことはできなくなってしまって自分の中のテーマが失われた喪失感に溢れています、、、でも、動ける範囲で感染対策万全にしながら動くしかないですね。

そのため、苦しもがくことが多くなりました。特に、風景は大好きな被写体ですが撮れば撮るほどに奥が深い。コロナとは関わりのない自然。そこには人間が介入しない営みが溢れています。それを撮ることは、自然と対話すること。2018年の秋、第一回PMICの時に石川編集長が「風景を見つめることは自分を取り巻く環境に向き合うことだ。風景写真を撮る意味はそこにある。」と仰ってました。その言葉が印象的で、当時鉄道メインで新しい被写体を撮ってみようと思っていたこともあり、PMIC以後は風景を撮りにいくようになりました。

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鉄道メインだと主題の鉄道と副題の〇〇を一緒に撮る、という撮り方してたので、主題から探す風景は結構難しかったです。だから、風景に対して何を感じているか、を明確にしないと撮影できないことが分かってテーマを探すように。光、色、季節、etc,,,いろいろありますが、撮ってるうちに「地球(geo)」と「形」というものを探すようになっていました。その中に色だったり、季節を入れる感じですね。そこに、「生活」を入れたのが里山で、本当はこれをもっと撮りたいんですが、今は時間を一回おかないといけないですね。里山はお休みです😅

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鉄道と〇〇を意識して撮影してました^^

そんな感じで、風景をたくさん撮っていますが、やっぱり奥深くて。毎回、森を歩いて、浜辺を歩いて、川辺を歩いて、「撮って」と言ってくれるような被写体を探しています。その中で、風景で感動させる写真って朝と夕方の一瞬の光を捉えたものが多いのは事実かと。自分も大好きですし、朝・夕焼けの色って感動します。その反面、自分が好きなテーマだと、どうもその時間ありきじゃないなって。あと、「〇〇でしょ」と当てられるような写真じゃないのを撮りたくてw完全にエゴですがwww

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世界は素晴らしい形で溢れてる

でも、ただ、面白い形や動植物が見せる形を並べるだけでは面白くないです。風景に対して、もっと深く対話しないといけないのかなって最近は思います。自分と被写体との距離感、それは自分と地球との距離感と言えるかもしれないです。例えば、里山とか撮影するフィールドを決めるとその裏にある歴史などから視点のヒントが現れる気がしますが、自分が移動するとなると、自分の中に強い軸がないといけないわけで。風景を尊重しながら、風景に合わせながら、風景に撮らされない。これがすごく大事で、そこができるようになりたい気持ちでいっぱいです。先日、友達と「アートな写真と一般に感動させられる写真の2つがあるよね」と話してて。若手の風景写真家で成功している方々ってこの2つをうまく表現できてる気がします。自分はできてないので少しでもできるようになりたい。もちろん、今は「地球」と「形」が心の琴線に触れるところなのでそのテーマで。もっと深めて。「〇〇みたい、面白い、きれい」とかじゃなくて、「〇〇を感じる、自然って美しい、大事にしないと、地球の力って半端ない」という感じ方にしていきたいです。そして、写真表現でしか見ることのできない世界を探していきたいですね。

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某活動明け、なんか、自分の内部が丸くなった気がして。周りからも言われるんで、多分そうなんだと思います。戻さないと。もっと深い部分の気持ちをかき消さないようにしないと。空気を読む単なる優等生にならないようにしないと。この夏休みはそんなリハビリ期間になるのかもしれないです。リハビリには非常に制約が多いいわゆる「特別な夏」ですが、楽しみながらやって行けたらな、と。今回の投稿はそんな近況報告と気持ちの整理でした。(まだ、しきれてないかもしれないですが😅)

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日本人は富士山×富士山が好きですよね笑

「里山」

先日、佐藤尚先生のFBで紹介されていた今森光彦さんの記事を読んで思い出した話があるので、少しだけ書いてみようと思います。恥ずかしながら、今森さんのことは初めて知りました。

amanatoh.jp

去年の5月、塩原温泉の近くを走っていると綺麗な田んぼで田植えをしている方がいたので車を停め、声をかけて撮影させてもらいました。棚田でもないから田植え機は入れるし、田んぼ一面、全て苗は植わってるのに黙々と手作業で田植えをする姿が印象的でなぜかな?と疑問に思いながら撮影していました。田植え機では植えきれない田んぼの端っこを手作業で植える農家さんは多いですが、初めて見た光景でした。

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手持ちの苗がなくなったタイミングで新しい苗を取りに来たとき、お話を聞きました。すると

 

「苗、買うんだけど、田んぼが埋まらないともったいないから、少し多めに買うんだよ。それで、いつも少し余っちゃう。でも、一本一本に命あるものだから、余ったやつを隙間見つけて植えてんの」

 

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とおっしゃってました。確かに、植えられなかった苗が田んぼの端っこに放置されているのを見ないこともありません。農業だけで生活している方にとっては効率が一番ですが、この方は、先祖からの田んぼを守るということでやってるとのことでした。

 

そして、その後、田んぼの横に作られた石像や地蔵尊のところに案内され、こうおっしゃいました。

 

「この田んぼ作るときにたくさんの小さな命を埋めてしまった。だからこうして、命を償う意味も込めて地蔵さんとか自分で設置して来たの」

 

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今森さんの記事にもあるように、田んぼがあることでそこにたくさんの生き物が住み着きます。でも、この農家の方は、そんな田んぼを作ることでなくなった命のことまで考えていらして驚きました。

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その後、こう続けました。

 

「桜って、田んぼの近くに多いでしょ。それって、死者の魂が桜を目印に山から降りて来て、ちゃんと作付けをしてるか見にくるから。その先祖におもてなしをする意味で花見をしていた。修験道のだとこう考えられてる。」

 

田んぼも、桜も、命も、全て繋がって考えるともっと視野が広がるんじゃないかな、と話を聞きながら思いました。逆に、そのようなつながりを感じる機会って実は都会で生活していると日常生活の中でほとんどないな、と寂しい気持ちにも同時になりました。

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大好きな昭和村も含めて、農村を撮ることって、絶景を撮ることとは全く違うと思います。同じ、自然風景でも背景にあるものが違う。それって、人間が生活しているかどうか、人間がいろんなものを結びつけて考えてその地域の生活を持続させているのか、ということだと思います。その姿が「里山」という形で私たちの目に見えているのではないでしょうか。そんな「里山」を撮るときは小さな命から雑木林が地面まで届かせる光の量、生活の中に取り込まれている自然を表現していきたいものです。自分自身、勉強不足ですし、家を出たら自然との「共有地」が広がっている生活をしていないので、その感度は里山に暮らす人に到底及びません。それでも、自分なりに解釈してシャッターを切っていきたいな、と今森先生の記事を読んで改めて感じさせられました。そのためには、自然を観察し、住民の方にお話を聞くしかないでしょう。コロナの状況下、撮影にすぐに行けないのでまずは、大学の図書館で今森先生の本を予約しました。(秦野の短大図書館の方にありました笑)就活用の書類を取りに行くときに借りて読んでみようと思います。今森先生には、いつか直接、お話聞きしてみたいな。シェアして下った佐藤先生には感謝です。日本にはもっと見てみたい「里山」という世界がある。時間かかってもいいからたくさん見て、撮っていきたいです。

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では。

独断と偏見による温泉ランキング〜トップ5〜

これまで様々なところで温泉に入って来ましたが、さて、どこが好きなんだろう?と思い、独断と偏見でトップ5をランク付けしてみることにします!

 

まずは、第5位から!!!

第5位

中山平温泉・しんとろの湯(宮城県
440円
訪問:2014年1月

泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 低張性アルカリ性高温泉

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 ここは何が凄いかというと、泉質!「含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 低張性アルカリ性高温泉」で「美肌の湯」と言われるもの。無色透明なお湯ですが、特徴はph9.4でアルカリ度が高く、本当にヌルッヌル。これまで入って来た温泉の中で一番ヌルヌルしておりましたよ^^
 源泉温度が高いですが、外で冷ましてから湯船に注がれているので源泉かけながし。露天がないのが惜しいですが、お湯を楽しめる温泉です!

⭐︎鳴子峡の撮影スポットの近くなので、風光明媚な鳴子峡を撮影に訪れる際にはぜひ寄りたい温泉!

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第4位

雌阿寒・野中温泉(北海道)

350円

 訪問:2019年5月

泉質:含硫黄―カルシウム・マグネシウム・ナトリウム―硫酸塩・塩化物温泉

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 五色沼で有名なオンネトーの近くに立つ秘境感たっぷりの野中温泉。ここは色々凄いです!

まず、泉質がすごい!「含硫黄―カルシウム・マグネシウム・ナトリウム―硫酸塩・塩化物温泉」ということで、硫黄泉。今まで入って来た中でも、硫黄の含有量が多く、湯の花がぷかぷか浮かんでいます。無色透明ですが、湯の花が浮いていて白濁しているように見えます。あとで調べたところ、同じ温泉地の隣の旅館では硫化水素ガスによる死亡事故があったそう(こわっ)。度を超えた長湯はしないほうが良さそうですね。
 次は雰囲気がすごい!内湯は木造板張りの雰囲気のある小屋。ガスが蔓延しないように窓が開いていて寒い(事故になるから!本当に!開けないと!)ですが、雰囲気は最高です!露天風呂もめっちゃ広い訳ではないですが開放的でもちろん湯の花がぷかぷか。

⭐︎オンネトーのほとりなのでオンネトーを撮影した際には立ち寄りたい。温泉の近くには水芭蕉の群生地があった気がします。阿寒湖に来た際には、少し足を伸ばしてこちらに来たいものです。

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第3位

八町温泉・共同浴場亀の湯(福島県
200円以上の協力金

訪問:いつも

泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉・含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉

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 私の大好きな奥会津の温泉。湯船のみのシンプルな共同浴場混浴
地元の方とご一緒すると楽しい時間が過ごせます。これぞ、温泉!という感じです。
 泉質も3位にランクインするだけのものがあります!なんと、2つの源泉が入っているのです!一つは川向かいの玉梨温泉から引いている「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉」鉄泉で匂いも舐めてもしっかりと「鉄」です!そして、もう一つの源泉が「含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉」、通称「サイダーの湯」。天然炭酸泉です!この2つの「ブレンド」が楽しめます!前者は温度が高め。後者は源泉温度が低いためブレンドするといい感じになるのです。ただ、夏場は暑いため、後者だけになるとのこと。そうすると、炭酸泉を楽しめるお湯になるということです。季節を変えて来たいですね。

 

⭐︎只見線会津川口駅から車で15~20分ほど。只見線の撮影の帰りにどうぞ。川口駅前の名物食堂「おふくろ」で「カツカレーミックスラーメン」を食べた後に車を走らせてみては。混浴だと、、、という方は、川向かいに「玉梨温泉・せせらぎ荘」(500円)があり、リリューアルしたばっかりの清潔な施設ですのでそちらをぜひ。

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第2位

長湯温泉・ラムネの湯(大分県

500円

 訪問:2018年8月、2019年9月

泉質:炭酸泉

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 名前の通り「ラムネ」を楽しめる温泉!ここはユニークな泉質が楽しめます。全国に天然炭酸泉は数あれど(3位の八町も天然炭酸泉!)、ここは泡の量が違います!!!もう、5分も湯船に浸かっているとびっしりの泡に包まれます!これは、感動ものです。源泉温度は32度と低いため炭酸の含有量が多いとのこと。えっ!32度じゃ体があったまんないじゃん!と思ったあなた。これが不思議と不思議。芯からあったまるんですね。炭酸ってすげー。露天です。ただ、行ったのは夏休みなので※※※冬は知りません※※※

 近くに、無料の野天風呂「ガニ湯」があります。道や旅館から丸見えですが、勇気のある方は是非こちらも入ってみてください!(僕はちゃんと入りましたよ!)

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⭐︎少し距離はありますが、阿蘇くじゅう国立公園にアクセスできるので大自然を感じに行くのがオススメです。

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第1位
八ヶ岳・本沢温泉(長野県)

600円

訪問:2018年8月

泉質:含硫黄‐カルシウム・マグネシウム‐硫酸塩温泉 [硫化水素型]

 

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 名誉ある?!第一位に輝いたのは 八ヶ岳は硫黄岳の麓に湧き出る本沢温泉。なぜここが一位なのかというと、まさに秘湯だからです!なんと、2150mの山の中に湧き出る温泉なのです!!!そして、この温泉の標高は日本一だそうです!2000m越えの温泉。なんともロマンがあります。そして、ここにたどり着くには往復3時間の本格登山をしないといけないのです!到達が容易ではないことと、山の中に沸くダイナミックな野天風呂のスケール感が一位の理由です。

 泉質も素晴らしいです。「含硫黄‐カルシウム・マグネシウム‐硫酸塩温泉 [硫化水素型]」で白濁したお湯。ここまで紹介して来たような個性のドギツイ泉質ではありませんが、白いお湯が柔らかく体を包んでくれます。訪問時はこの温泉に入るのが目的。1月に近くの天狗岳に登って来ましたが、硫黄岳に登った後に入ったら格別なお湯になることは間違い無いでしょう。

 また、この温泉を管理している本沢温泉の「苔桃の湯」(内湯)は泉質が全く異なり、「ナトリウム・カルシウム‐硫酸塩・炭酸水素塩泉温泉」で鉄成分の多い褐色に濁ったお湯。こちらの方が泉質的には好みでした。山小屋の温泉なので木造の浴室で雰囲気も抜群。え、じゃあ、こっちのお湯を野天でひいてくれればいいのにっ!と思ったあなた。実は、野天風呂の方は源泉が足元から湧き出てくる珍しいタイプの温泉。有名なところだと、青森の蔦温泉や群馬の尻焼温泉などが思いつきますね。地球の温もりがダイレクトに伝わって来ます!温泉としての価値が非常に高いので本沢温泉が第一位です!!!

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⭐︎本当に山の中です。硫黄岳や天狗岳にアタックする拠点にもなっています。帰り道、夜は電波望遠鏡のある野辺山で星を見るのもいいですね。

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これからもいろんな温泉に入っていきたいと思います!
このランキングが変わるくらいのいいお湯に出会いたいです!

温泉に気兼ねなく入れる日常に戻ることを願っています。
では〜

「ハーメルン」から考える喰丸小

秋以降、昭和村に行けていないため、非常に寂しい年末年始。少しでも和らげるためにツタヤでDVDを借りて2014年公開の映画「ハーメルン」をみた。132分の長大作。昭和村にある旧喰丸小を舞台に繰り広げられる人間ストーリーだ。主演は西島秀俊さん。高校の先輩にあたるため勝手に親近感を抱いている笑。

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公式HPより

私が感じてきた喰丸小と映画を見て考えさせられた喰丸小を綴っていく。

 

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 私と喰丸小との出会いは2018年の11月。授業のフィールドワークで訪れたのが最初だ。当初、もっと奥地にあるのかと勝手に推測していた。実際は国道沿いに鎮座していた。昭和村に初めてきた頃のことなので、よくこんな国道沿いで廃校後40年近く残っていたなぁ、と感心した。校舎内は木の床が温もりを感じさせ、「トントントン ひそみ足」と書かれた階段では上から子供達が降りてくるような臨場感を感じた。実際に上り下りすると非常に滑る階段ですごく危ないのだが(゚o゚;; この時はたまたま会津若松写真屋さんのツアーで新婚夫婦が婚前写真を撮影しに来ていた。親戚も集まっての写真撮影だった。そんな姿を見て私は喰丸小の「意味付け」をしようとしていた。「木造2階建てのレトロさが売りの校舎。柱は継ぎ足されて使われ、今日まで受け継がれている。そして、結婚写真を撮りにくるほど観光地として村に大事な場所」と。

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 以降、昭和村に行くたびに喰丸小に立ち寄っている訳ではない。シーズンごとに立ち寄っている感じだ。毎回行くのではなくシーズンで行くので自分にとっては十分だった。夏には役場でもかかっていない冷房が入る教室がある。数少ない教室の一つ(職員室)は観光協会の事務所となっていて入ることはできない。銀杏の木のイルミネーションも始まったという。どうも、村唯一の観光地として喰丸小を見ているようになっていた。

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 映画を見た印象を書いていく。「ハーメルン」は一回見ただけではストーリーを掴むのが難しかった。場面が「喰丸小」「映画館」「居酒屋」「病院」の主に4箇所。そして時間軸となる季節は「秋」と「冬」のみ。しかも、季節が行ったり来たりする構成であった。映画を見る時、どうしても結末は気になってしまう。この後どうなるのか。ドキドキしながら見ることが多い。「ハーメルン」もそんな見方をしていた。しかし、「ハーメルン」ではストーリーにおける結末はスッキリするものではなかった。見終わった時はモヤモヤしたが、思い返して見ると、あえてストーリーはすっきりさせなかったのかとも思った。

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 映画の中で重要なアイテムであるからくり時計。綾子先生が大切にしていたのに、主人公、野田がタイムカプセルに入れて隠してしまったというストーリーになっている。このオルゴールは笛吹き男がデザインされている。それまで知らなかったのだが、「ハーメルンの笛吹き男」というおとぎ話が描かれているようだ。あらすじはハーメルンの住民が大量発生したネズミに困り、笛吹き男に退治を依頼。笛でネズミたちを集めて川で溺死させた。しかし、住民は報酬を払わなかったため笛吹き男が後日笛で町の子供達を集め連れ去ってしまった、というお話だ。喰丸小から子供たちがいなくなり廃校になった、という現実に重ねてしまうところもある。だからといってこの映画が描いている世界は廃校になったことをただ嘆いているわけではない。

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 喰丸小がそこに変わらずあることで地域の「空気感」が保たれてきた、ということがこの映画の伝えたかったことではないのか。登場人物一人ひとり異なる思いが小学校にはある。元校長には元生徒との出会いの場、住民には憩いの場、綾子先生には生徒と過ごした場、野田には先生の大事なものを隠して後ろめたさのある場。喰丸小がそこにあるからこそその思いが交わることができる。喰丸小がそこにあるからこそ、今後もいろんな出会いの場となることができるというメッセージのような気がした。そしてそれは、喰丸小という場所をただ見に来るのではなく、昭和村、奥会津という地域の持つ魅力を感じるためにある場所であるのだと思う。

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 今まで喰丸小はそれひとつで観光地として盛り上げようとしているように私には見えていた。実際のところはわからないが、ぜひ、景観も含めて守ってほしいと思うようになった。大型バス駐車場建設が始まるという話も聞いている。決まったことはどうしようもできない。しかし、映画を見て思うことは、一つの観光地として名をあげていくよりも喰丸小を含む地域のもつ空気感を感じてもらうような施策にしてほしいということだ。大型バスで来るところではないと映画を見て改めて感じた。

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2019年を写真で振り返る Part2-7月~12月ー


今年ももうあと1日。

前回、半年分を振り返っただけで盛りだくさんでしたが、それ以上に濃い下半期だった気がします。ブログ名のように「日記」ですのでみなさま、写真だけ眺めてくださいね^^

 

7月

「ゲートボール」

7月はテストの月であんまりお出かけできませんでした。。。

インターンもこの時期から始まっていてすこしフットワークが悪くなっておりました。

あと、夏の旅に向けてバイトをしてましたね。。。

 

7月に昭和村にお邪魔したときはたまたま集落に入っていた東京芸大さんとご一緒させていただきました。そこで参加させてもらったのはゲートボール。ゴルフ経験者なのでまっすぐボールを転がすことはなんとなくできたのですが、あそこまで頭を使うスポーツとは思いませんでした。世代を超えて楽しめてまたやりたいな、なんて思ってます。

芸大さんが集落での交流後にお礼として制作していたTシャツなどの粗品。彼女たちのデザインはさすがでした!

 

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8月

「学生らしい夏休み」

これにつきます。学生らしい夏休み。昭和村にもいつもより長く滞在。からむしの作業を見れたことは自分の中でもすごく学ぶところが多かったです。本当にずっと見ていられるものでした。登山は槍ヶ岳谷川岳、富士山と3つも。そして、タイ・カンボジアにも行くという充実した一か月でした。東京にいるときはインターンやバイトと、まさに理想の夏休みの形でした。山に行く前にアウエー名古屋戦にも行くなどツメツメ。昭和では立教さんとの交流、谷川岳は新しい写真仲間との登山、海外は一人旅というバラエティーに富んだ旅の仕方でそれぞれ楽しめました。こんな夏休みもあと一回と考えるとほんとに寂しいなぁ。。。

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9月

TCCの楽しさと悔しさ」

9月のハイライトはやはりTCCです。2017年に初めてTCCの学生版「PMIC」のお誘いを受けて早稲田大学写真部で参加。2位に。そこから写真関係の交流が一気に広がりました。翌2018年は上智大学としてPMICに参加。リーダーとして優勝を経験しました。そして、今年は過去二回のPMICで出会ったメンバーでTCCへチャレンジ。予選では東日本でトップ通過してしまい笑、期待のかかった当チームでしたが結果は一回戦敗退。PMICとは比べ物にならないほどのレベルの高さと、本気度がそこにはありました。参加者のかたが皆さん本気で楽しんでいたのが印象的でした。楽しい大会の半面、結果は悔しかったので来年こそはリベンジです!

 

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TCCの一週間前には昨夏より恒例?となった東京から自走車中泊九州の旅をしてきました。これも学生らしくて大好物です笑

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10月

「ルヴァン初制覇と燃えるような東北の紅葉」

10月、標高の高いところから紅葉が始まる時期。にもかかわらず、一番バイトが忙しい時期。今年はそれに加えて就活の予定も入っており思うように撮影に行けなかったもどかしさがありました。だってバイトしないとどこにも行けないんですもん、、、

10月26日、ルヴァンカップ決勝。最初は撮影に行こうかと思ってました。でも、今年は勝てる気がしたので一週間前にJリーグチケットでのリセールでチケット購入。応援に行くことに。結果、ほんとに行ってよかった試合でした。今話題の動画「10.26の回顧録」でミシャが言っていた言葉「サッカーでスタジアムでもテレビで見ている人にもサッカーを通して楽しさを共有できた試合だからこの試合に敗者はいない。」まさにその通りだといえるエキサイティングなまるでドラマのような試合でした。

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興奮冷めやらぬまま、夜中に車を走らせ、翌朝にはなぜか五色沼にいました。絶対に睡眠足りないはずなんですけどなぜかこの遠征は眠気にやられなかったですね。アドレナリンがでてたのかな。。。裏磐梯でたまたま福島に撮影に来ていたkさんと合流。初めて撮影ご一緒させてもらいました。おかげで月山まで足を延ばすことができてとても充実した遠征になりました。これまでは学生同士でしか行ったことのなかった撮影に今年の下半期から若い社会人の方とご一緒できる機会が増えました。どんどん輪が広がっています。人と人とのつながりに感謝です。

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11月

「機材のCANON化と近場で味のある風景を狙うように」

11月は去年初めて昭和村に訪れた月です。今年も同じ時期に行きました。一年前とまた変わった見え方になりました。でもまだ1年しか行けてません。もっと行きたい、もっと知りたい、という思いしかありません。

カメラはCANON化しました。EOS Rを買ってから一年。レンズも増え、持ち出すのがCANONメインになってきたからです。最近は5D3とRの組み合わせで撮影を楽しんでいます。バイト用にはD4と最低限のレンズを残しておりますが、手になじむようになったCANONで写真を楽しむように^^

11月は関東の紅葉時期でしたが今年はもう、どこもダメでした。。。なので、味のある風景を探していたのかな。という気がします。

 

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12月

「ふたご座がめっちゃたのしかった!」

就活が目前のため撮影は自粛。ふたご座流星群だけ撮りに行きました。したら、もう、ひさしぶりの撮影だった(2週間ぶりくらいですが)のでめっちゃ楽しかった!という非常にハイテンションは自分にびっくりするほどでした。久しぶりってこんなに楽しいんだなぁ。。。今までは撮影に行くことが普通だったので感じませんでした。写真が撮りたい、、、

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今年一年、短いようですごく自分にとっては大きな一年でした。村に通い始めたこともあり、長期的に撮影していくことで自分のできてない、写せていない部分もわかってきました。それをすぐに写せるほど簡単ではないのですが、ちょっとずつ変えていけたら、と思っています。でも、大学入学時の写真と比べたらほんとに様変わりしていると思うのでその深化をしていけたらな、と。

 

今年はいい一年でした。来年は学生最後の一年。まずは就職活動を終わらせて今年よりも実のある一年にしたいです。